もう、うんざり!プロが教える・実家の片付けに疲れてしまう原因と対処法

家族構成の変化やお引越し・終活や遺品整理など、ご実家のお片付けが必要になるシチュエーションは様々です。

しかし、どんなお客様も必ず口を揃えておっしゃる言葉があります。それは、

「どれだけ頑張っても片付けが終わらない」
「これからどう進めれば良いのかわからず、もう疲れてしまった」

ということ。

ご実家の片付けは、通常のお片付け以上に精神的にも肉体的にも負担がかかる作業です。

この記事では、「実家整理のトップサービス」が片付け疲れの原因と、その対処法についてのポイントをご紹介します!

実家の片付けは特に疲弊してしまいやすい

ただでさえ、お片付けや掃除には時間や労力がかかるもの。

では、普通のお部屋整理に比べて実家整理では、どうしてこんなにも負担や不満が膨らんでしまうのでしょうか?

物が多すぎる

長年同じ場所に住んでいると、物がどんどん増えてしまいますよね。それがご実家であれば、少なくとも10年分以上は溜め込んでしまっているはずです。

さらに恐ろしいのは、ご家族の人数分の生活用品や持ち物が同じ家の中にあるということ。

物が大量にあり、それの分別に判断がつかない状態は、体力ではなく脳への疲労も相当な負担がかかります。これが、みなさんが実家お片付けに対して「やってもやっても終わらない」と感じてしまうもっとも大きな原因です。

必要な時間が読みにくい

たとえば、ご家族がそれぞれで自分のお部屋を整理したとしても、「誰のものでもない物」や「亡くなった人の物」が次々と出てきてしまうのが実家のお片付けというものです。

単純に部屋数も多く、どこに何があるかが把握できていない場合がほとんどです。

そうすると、特に期間が決まっていない収納の見直しや生前整理のケースでは、どのくらいの時間を見積もれば良いのか判断しづらいのではないでしょうか。

その結果、「何年もダラダラとお片付けに取りかかっている」とおっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。

精神的な負担

思い出の品や家族の遺品を整理することは、心情的にもはかりしれない辛さが伴います。

責任感や使命感からその気持ちを抑えて「自分がなんとかしなければ」と抱え込んでしまう方は非常に多いですよね。

また、家族であっても誰かのものを勝手に捨てないというのも大切な礼儀のひとつ。そうすると、実家のお片付けはどうしても慎重になってしまうものなのです。

家族との意見の食い違い

何を捨てるか、何を残すかで家族と意見が対立することがあります。

ただし、「モメてしまうくらいなら」とそのままの状態にしてしまう選択は大変危険です。仮に引越しを伴うお片付けだとすると、次の家にも必要のない物を大量に運んでしまうパターンもよくあるのです。

必要のない持ち物に、引越し代や家賃を払うのはもったいないよね!

実家のお片付けをリスタートするための対策とは?

そうは言っても、いつかは終えなければならない実家整理。

「やらなければいけないのに、進められない罪悪感」そのものが、なによりのプレッシャーにつながってしまっている場合もあります。

そんなときは、「スモールステップ」というやり方で仕切り直してみましょう!

スモールステップは、元々は教育現場で使われていた思考法のこと。
目標を細かく設定することで、簡単な内容から一つずつ達成していきましょう!

小さな部屋からスタートする

特に、段取りが立ちにくい状況のときは、面積が小さいスペースから手をつけるのがおすすめです。
たとえば、トイレなんていかがでしょうか?必要な物と捨てるべきものが、容易に判断できるはずです。

長年放置している物置なんかもおすすめです。「一応取っておいたけど、もう使わないな」「捨てるのはもったいないから、早めに売っておこうかな」というイメージが湧きやすいはずです。

捨てる物のルールを決める

家全体のお片付けに取りかかる前に、できるだけ物を減らしてから整理するというのも重要なポイントです。

たとえば、洋服などの断捨離には「2シーズン着ていないものは捨てる」という定説があります。このように、「一つ一つ捨てるかどうか考える」のではなく、「アイテムごとにルールを設ける」のがお片付けのコツです。

以前、実家売却の経験談を伺ったKさん親子の場合は、こんな風に捨て方の優先順位を決めていったそうですよ!

  • (引越し先に住む)夫婦2人分以上の生活用品は持たない
  • 一人暮らしの家に持ち込みたくないものは手放す
  • すぐに使わない季節ものから判断する(洋服や寝具・暖房器具など)
実際に整理をしたアイテムの一覧はこちらから!

家族内の役割分担をして協力する

特に、お子さんやお母様が中心となって進めるお片付けは、いわゆる「ワンオペ」状態に陥ってしまいがち。

世代が上の方ほど、男性はお片付けや掃除が苦手と言われています。つまり、コレクションなどの持ち物を「取っておきたい」傾向にあるのもお父様やお祖父様にあたるご家族の場合が多いのです。

実家整理は「名前のない家事」にあたる作業がほとんどの割合を占めます。だからこそ、男性陣にはどうしても残したい物を決める代わりに重いものを持ってもらうなど、役割を明確にすることで主体的に進めてもらうのがおすすめです。

もちろん、お父さんに手続きや細かい場所のお掃除をしてもらって、お母さんが運ぶ係をするのもアリだよね!

お片付けは腰にも負担がかかるし、体力勝負だものね…!

実家のお片付けはプロへの相談が近道!

この記事では、実家のお片付けで疲れてしまった場合の原因やその対処法について詳しくご紹介させていただきました。

ですが、私たちがいちばん理解してほしいのは、これを読んだあなたが「今まさに疲れてしまっている」ということです。

実家のお片付けは、決して一人で行わなければいけないことではありません。

特に、粗大ごみなどの運ぶのが大変なアイテムや、そもそも自治体では回収してもらえないものは専門の業者に処分を任せてしまった方がスムーズです。

自治体のHPでも、回収を受け付けていないものは不用品回収サービスに依頼するようにとの案内がよくあるよね!

2階にある家具を代わりに運んでもらえるのはありがたいわ!

ご家族間では解決しなかった問題が、第三者が入ることによって上手くまとまることもあるはずです。

実家のお片付け問題に悩んだ時は、ぜひ私たちにご相談ください!

お見積り訪問は無料!
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この記事を書いた人

広報担当スタッフ

このサイトの作成やブログ記事の編集を担当している、広報スタッフです!
地方出身者の私にとっても、「実家整理」は身近な問題です。ご家族の思い出が詰まった品々の整理を通して、新たなスタートを切るお手伝いができるように日々工夫と精進を重ねていきます!